バランワンダーワールドを買って遊んだので感想書き殴っていきます(新品2000円くらい)
・概要
スクウェア・エニックスより発売されたミュージカル風箱庭3Dアクションゲーム
80種類以上のコスチュームを駆使してステージをクリアしていくアクションゲーム
開発には「ナイツ」や「ソニック」の生みの親、中裕司が携わってる
・世界観
ぶっちゃけ分かりません…
まずこのゲーム、チュートリアルすらしないで始まります。そこはまあ百歩譲って許すとしてまず最初にやるべき目的すら示されません
分かることは最初のムービーでバランの世界へ主人公が誘われたことぐらい
世界観を知るにはゲームやるより公式サイトやWikipedia見た方が早いです
・アクション性が薄い
コントローラーにボタンが複数ある時代にほとんどのボタンがジャンプ(もしくは攻撃)として機能してない
ボタンの割り当てとして(PS4の場合)
START→メニュー
L1R1→コスチューム切替
左スティック→カメラ
右スティック→移動
十字キー→カメラ(触ったことないけど多分)
それ以外のボタン(〇×△□L2R2)
→ジャンプor攻撃
というボタンの半分がジャンプ(攻撃)になっている。令和やぞ?
このゲームはステージ上に配置されているコスチュームを駆使して進めていくというのがコンセプト
なのだが、上記のボタン割り当てのせいで80種類以上あるコスチュームの大半がゴミである
まずコスチュームには移動に便利なコスチューム、攻撃するコスチューム、特定のギミックに対して使うコスチューム等々あるが大半が似た性能、上位互換や下位互換のばっかりである
さらに攻撃系コスチュームは攻撃しか出来なく、ジャンプが一切出来ないというクソ仕様。ジャンプしたければジャンプできるコスチュームに変えなければならない
1番酷いのは時間経過で発動するコスチューム、時間経過なので任意で使えないのがミソ。死ね
まあこのように80種類以上と謳っているものの大半がゴミ、大半が上位互換下位互換なのでカービィのコピー能力のように色んなコピー能力を駆使して進めていくという面白さがない。カービィというゲームが如何に面白いかがわかるゲーム
・害悪QTE「バランチャレンジ」
各ステージには金色のシルクハットが必ず配置されている
それに触れるとバランチャレンジなるものが始まる
内容としてはバランにバランの残像が重なったらボタンを押すQTE
これがとてもつまらない上にタイミングが分かりづらい、そして判定がシビアというクソミニゲーム
直近でやったQTEというとジャッジアイズのチェイスであるが、あれと比較すると
とまあ全く面白くない
そして何よりここからが問題
このミニゲーム、ただのミニゲームならまだしもバランスタチュー取得に関わるのが厄介
バランスタチューというのはマリオ64でいうパワースターのようなものでステージ解放アイテムと認識した方がいい
で、このバランチャレンジをクリアするとバランスタチューが手に入るのだがそれには条件があって、全てExcellentでクリアしなければ手に入らない。1回でもGreatを出したら手に入らないのだ
幸いにもバランチャレンジをしなくてもこのゲームをクリアすることは可能だが、バランスタチューを全部集めるとなると避けては通れないのだ
しかもこのバランチャレンジ、序盤は各ステージに1個しか配置されてないのだが進んでいくにつれ、各ステージ2個、最終的には各ステージ3個になる
内容はほとんど同じもの、しかもほとんどが使い回しなので面白くない。面白くない上に難しいという
後半になると増えていくところを見るとこれ開発は面白いと思ってるのか…?
これがバランチャレンジです
今日のテネレスケ #PS4sharehttps://t.co/AC9pzOMkuM pic.twitter.com/AUr14JUg7U
— 萩大佐 (@hagi_cos) 2021年8月14日
ちなみにバランスタチュー全部集めるとバランスタチューが踊り出す謎のムービーが見れます、なんて?
・登場人物達が一切分からない
世界観がゲーム中説明されないのもそうだけど登場人物も一切説明されないのでわからない
まず主人公の1人のエマ・コールという人物
最初のムービーだけ見るとあ、陰口言われてんのかなってふわっとしか読み取れないということしか分かりません
なおWikipediaによると
いつも笑顔を絶やさず周りからちやほやされているが、裕福な生活を送っているが故に屋敷のメイド達といった周囲の人々に妬まれ、陰で悪口を言われていると思い込んで心を閉ざしており、耐えられなくなって屋敷を飛び出してしまう。(Wikipediaより引用)
いつも笑顔を絶やさず周りからちやほやされている
いつも笑顔を絶やさず周りからちやほやされている
そんな描写すらないのでなぜか陰口叩かれてるぐらいしか分かりませんでした
次にバラン
レオとエマをワンダーワールドへと導く、謎のマエストロ。顔が隠れるほど目深に被った真っ白いシルクハットがトレードマークで、いつも笑顔を絶やさない。『バラン劇場』の支配人で、ネガティブな感情に傾きつつあるワンダーワールドの均衡を取り戻す為、レオ/エマに試練を与える。(Wikipediaより引用)
とりあえずバランは主人公をバランの世界へ連れてきたんだなって認識しかありませんでした
マジでほんとわからないです
もっと謎な人、ランスという敵
ネガティを統率し、ワンダーワールドにて災いを振りまく邪悪なる存在。かつて現実世界で起こった戦乱の影響でワンダーワールドがネガティブな感情に大きく傾いた際に生まれたネガティブの化身。バランによく似た細身な身体で背中から8本の触手が蠢いている。ワンダーワールドに訪れた人間を心の闇に閉じ込めて、ネガティへと変貌させており、心象世界を冒険するレオ/エマを妨害すべく幾度も現れる。(Wikipediaより引用)
突然現れたのでなんだコイツ状態だったしなんで戦うのかも分からなかったです、こうもっと説明した方がいいのでは…?
・申し訳程度のミュージカル要素
ミュージカルをモチーフにしたと公式サイトには書かれてるんですが、このゲームミュージカル要素がボスを倒した後に流れるダンスぐらいしかないです
しかも何の脈絡もなく始まるので謎でしかない
唐突に始まる謎ダンス何? #PS4sharehttps://t.co/AC9pzOuJ6c pic.twitter.com/bMCGpcigtH
— 萩大佐 (@hagi_cos) 2021年8月13日
ホントここくらいしかミュージカルっぽいなって感じるところがない
正直ミュージカルって言われてもそうなんだ…ってしか感想がないですね
・総評
クソゲーですよもちろん
一応免罪符としてRTAも走りました
本編もクリアしてRTAも走って感じたことはこのゲームやっぱ面白くねぇ!ってことですね
箱庭アクションと面白い要素を無駄にできるのはある意味才能だと思います
30年くらい前に出したら面白かったと思いますね
以上ですお疲れ様でした
ファッキンスクエニ
このゲームやる時間が1番の無駄だよ