デジボク地球防衛軍をクリアしたので感想を書き殴っていきます
・概要
12月24日に発売された地球防衛軍シリーズ最新作「ま~るい地球が四角くなった!?デジボク地球防衛軍」(Switch)
今までPSハードで発売してきたEDFがついに任天堂へ進出。従来のシリーズより表現が柔らかく、EDFらしさを表現した作品です
・あらすじ
歴代EDFシリーズのエイリアン達が総集結しており、同時に地球侵略をしているという世界。もちろん歴代EDF隊員も総集結
日夜EDF隊員達がエイリアンからの地球侵略を阻止していたら「ダークレジオン」という侵略者が現れた。ダークレジオンが各エイリアンのマザーシップを使い、地球をバラバラに破壊してしまう(あらすじだけで地球オワタ状態だけどまだ守れるらしい)
バラバラになった地球を守るため、プレイヤーはコマンダーとなり、各地のEDF隊員やブラザーを集めダークレジオンを倒すことになった
・ゲームシステム
従来のシリーズと大きく変わった本作。変わった点を挙げていくと
・操作キャラ数
・アーマー
・武器
・キャラ固有技
・場外落ち
である
・操作キャラ数
1人から最大4人まで操作が可能となった。1人はプレイヤーが操作し、プレイヤーが操作していない残りのキャラはNPC操作となる
他のキャラと操作を交代しながらミッションを攻略していく
例えば、リロード中に交代してリロード完了までに別のキャラで攻撃したり、エイリアンに拘束されたら交代して別のキャラで拘束されているキャラを助けたり等、今まで出来なかった事が出来るようになった
またキャラ毎に別々の武器を持たせて役割分担させたり出来るので戦略の幅が広がる
・アーマー
エイリアンが落としていたが本作は落とさない。ミッションクリアでアーマー値が増えていくためアーマー集めをしなくてもよくなり楽になった。まあアーマー稼ぎがめんどくさくなったとも言えるが
増えるアーマー値はミッションや難易度、ブラザーによって異なり、難しいミッションほど量が多い
・武器
兵種によって持てる武器が異なっていたが本作は1人1個で兵種関係なく全部持てる。例えばペイルウィングが持てる武器を陸戦兵が持てたり、フェンサーの武器をエアレイダーが持てたりと制限がないので好きな組み合わせで攻略が進められる
ただ加入したてのブラザーは1種類の武器しか持てないので同じブラザーを救出してスキルを上げないと異なる武器が持てないのがネック
・キャラ固有技
スペシャル技と呼ばれる、キャラ毎固有の技を持っており回復技や攻撃技など多種多様
エイリアンを倒したり、エイリアンが落とした黄色い箱を拾うことでスペシャル技のゲージが上がっていく
100%になるとRボタンで発動可能となり、ここぞという時に使ったりピンチな時に使って状況を逆転することも
・場外落ち
どんなに高いところから落ちようが、どんなに飛ばされようが落下ダメージを一切受けなかったが本作は違う
地球がバラバラになっているということでステージが従来より狭い
エリア外は奈落になっており落ちるとダメージを受ける。飛べるキャラは飛んでなんとかなるがそれ以外のキャラはどうにもならないのでマップをよく見てないとステージぎりぎりの所にいたりするので注意が必要
・個性豊かなキャラクター達
歴代シリーズEDF隊員だけではなく、本作オリジナルの隊員も登場
チャイナ娘やメイド、Youtuber、ガンマン、忍者等々色んなキャラクターが登場
どれも個性豊かなブラザーでそのキャラにあったスペシャル技など遊んでいてなかなか楽しい
例えばオランダ代表のブラザー、風車やチューリップで攻撃する。メルヘンチックだがチューリップが意外に強い
・EDFネタやステージ再現
本作はコメディ路線にも走っており、過去作でプレイヤー達がネタにしていた台詞も登場
「糸に巻かれて死ぬんだよぉ!」や「酸だー(サンダー)!」等ネットでネタになっている台詞も
「撤退は許可できない!作戦を続行する!」、「救援を要請する!」→「クソっ!通信妨害か」の流れも登場
公式はこのネタを割と認知してたんだなぁ…
THE地球防衛軍2のステージを再現したかのようなミッションもある。プレイ済みユーザーには懐かしく嬉しい場面も
最高でしょ!!!!!!!!! #NintendoSwitch pic.twitter.com/irzqpofBbT
— 萩大佐 (@hagi_cos) 2020年12月25日
バルガに初めて乗った時に流れるこのBGM、マジで最高すぎる。地球防衛軍5と同じくコマンドで特殊攻撃できたのも良かった
・もはやお馴染みと化した処理落ち
EDFと言ったら処理落ちが代名詞。もちろん本作も処理落ちする
周りの建物が一度に崩れると処理落ちする、敵が多い、爆発より建物が崩れて処理落ちが1番多い
Switchになっても処理落ちするし発売予定の地球防衛軍6でも処理落ちさせてくるんかなコイツら…
・コメディとシリアスなストーリー
最後に取り上げるのはストーリー。本作はレゴブロックのようにカクカクしたモデルのため気持ち悪くない、それもあってか本作はマイルドな表現のストーリー
ギャグ描写やアホみたいな理由でミッションを開始したり、どう見てもハチミツなのを誘導装置ですと言ったりと従来のシリーズよりマイルド。そのせいかストーリーがクソと言われてたり
それでもシリアスな場面はきっちりシリアスで決めて、エンディングも大団円で終わって普通に良かったです
本作はお祭り的な感覚だと思うので、ファン向けや虫が気持ち悪くてEDF出来なかった人向けなんじゃないかなって思いますね
・総評
従来のシリーズより良くなったとも悪くなったとも言えない。アーマー集めがないのはいいけど、変わりにブラザーのスキル上げが面倒
武器集めてもスキルが上がってなくて装備できないというのがザラにあってダメ
ロード中のTIPSでも君だけのブラザーを作ろう!って言われてるあたりスキル上げしろって言われてるのがなぁ、好きなように武器持たせて欲しかった
ストーリーもファンサービスや今までにないコメディ路線もあったが普通に良いと思う。クロスオーバーだからかお祭り的な感覚かなぁ、と
良ゲーとは言い難いけど普通くらいかな
以上です、お疲れ様でした