萩大佐のゲームブログ

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ネプテューヌ10周年作品「ブイブイブイテューヌ」


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あ、どーも。萩大佐です

今回は8月6日に発売されたネプテューヌ10周年作品「ブイブイブイテューヌ」についての説明と感想を殴り書きしていきますん。

 

ネプテューヌ×Vtuberf:id:HagiTaisa:20200808235856j:image

今作は流行の『Vtuber』とのコラボ……コラボか?まあコラボということにしましょう。Vtuberの流行に乗っかったネプテューヌシリーズ18作目

10年の節目をスピンオフ作品、ましてやコラボ作品なのは個人的に歯がゆい心情ですがまあそこは置いといて。

登場するVtuberは総勢59名。(そのうち2名はDLCプレイアブルキャラ)

が、この59名はあくまでゲストなので1名を除いておまけ程度の存在。


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Vtuber側のメインキャラはミイとユウをはじめとする本作オリジナルVtuber

※オリジナルなのだが発売約1ヶ月前にリアルで活動が開始された

 

ネプテューヌ…もといコンパイルハートのゲームキャラなだけあってネプテューヌ達にも負けない個性豊かなキャラなので必見。

 

・VVVテューヌの見所
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本作は四女神の3Dモデルが一新、さらにネプテューヌmk2以来の3DモデルによるADVパートなどなど、本作から使い回し手抜き感があまり感じられない。

 

・2Dイラストテイストの3Dモデル
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本作の3Dモデルは2Dイラストテイストを取り入れた新モデル。

パッと見2Dイラストだと勘違いしてしまう本作3Dは、キャラクターデザイン担当つなこ先生のイラストをより一層引き立てる素晴らしい出来である。

 

・mk2以来の3DモデルによるADVパートf:id:HagiTaisa:20200811022512j:image

ADVパートのほとんどは3Dモデルによる会話。実にmk2以来である。

一新した3DモデルのADVパートはモーションや表情など可愛らしいもの。ただ会話内容はいつものコンパイルハート


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ブランのおなじみキレ顔差分もしっかりあります。


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表情や仕草が可愛い、特にノワール

 

・広く、作り込まれた新規ダンジョンf:id:HagiTaisa:20200811023340j:imagef:id:HagiTaisa:20200811023419j:image

本作のダンジョンは使い回しではなく最初から作ったダンジョン。

コンパイルハートにしては良くやったとしか言い様がない。

各ダンジョンは「動画」、「グルメ」、「書籍」、「SNS」、「ゲーム」といったモチーフで構成されており、それぞれのモチーフをよく表したものとなっている。

細かいネタも仕込んでおり、最初に探索するダンジョン「ネオチューブ」のモニター広告にはネプテューヌシリーズだけではなく、メアリケルスターやモエロクリスタルなどが見れる。


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Re;birth1とメガミラクルフォースでしか登場しないらんらんがしれっと映る。なぜ……?

過去作のドット絵EDが流れる場所もある。10周年作品だなぁと感じますね。

 

・ネタ満載の新モンスター
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本作のモンスター(アンチ)は過去作の使い回しではなく、新規作成したものばかり。

もちろんモンスターは全部元ネタあり。例えばTwitterの青い鳥やエアプ、映え、FXで有り金全部溶かした人の顔……などなどネプテューヌシリーズではおなじみのネタ満載モンスター達である。


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小説家になろうTwitterの炎上を元ネタにした敵も。


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シリーズおなじみのスライヌやビットもいるが、使い回しではなく1から作り直しですねこれ。質感がわりと違う。

 

・いるはーと

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ゲストVtuberの中では唯一存在が際立ったいるはーと。

というよりコンパちゃんが非公式にしただけのコンパイルハート公式Vtuberなんでストーリーに絡んでくる。

扱いは雑だが他のVtuberより待遇が良い。

むしろ他のVtuberは影が薄い、ロード画面とかであ、いたね~ぐらいの認識。


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・TPS×アクションの新ジャンルf:id:HagiTaisa:20200811025627j:image

女神はTPS、Vtuberはアクションと操作が分かれており、状況に応じて使い分けるシステムとなっている。

操作は大体一緒だが、それぞれの固有アクションがあるので使いやすい方を選んで遊ぼう。ストーリーにおいても強制的にそのキャラで戦わせることもないので安心である。

 


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  • Type女神

TPS

HPが4人とも共通。被弾1回でHPが1減る。

ガードや防御力は一切ないので回避に専念しながら攻撃する。

女神には移動速度が上がる固有アクション「ブースト」が備わっている。

四女神はそれぞれ

  1. アサルト型ネプテューヌ
  2. スラッシュ型ノワール
  3. チャージ型ブラン
  4. パルス型ベール

と武器性能が分かれている。

また四女神の固有システムとして「TKMKフラッシュ」がある。

※スタン値のような物。敵にスキルや通常攻撃を当てることによって増加し、ゲージが貯まると一時的に行動不能にすることができる。

後述するVキューブで各キャラのTKMK値を上げることができる。


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  • TypeVtuber

アクション。

二人1組のコンビ、プレイヤーが操作するのは二人のうちどちらか。プレイヤーが操作してない方はCPU。

片方が近接アクション、もう片方が遠距離アクションと分かれている。

HPは四女神と違い共通ではなく、キャラ毎にRPGのようにレベルが上がると増える仕様。こちらは防御力があるの高レベル、Vキューブによるステータス上げをすれば被弾してもさほど痛くない。

四女神の固有アクションのブーストに変わってVtuber固有アクションとして回避アクション「ステップ」がある。

※ジャスト回避すると「ステップチャーム」が発動し、一定時間MPが無限となりスキルが使い放題になる。

 

またスキルでトドメをさすと「トドメエクスキュート」という追撃攻撃が可能となる。こちらはHP回復やMP上限アップのボーナスが得られる固有システム。

 

コンパイルハートとして、アクション面は「超次元アクション ネプテューヌU」や「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」、「四女神オンライン」と経験はあるが、TPSに関しては初めてとしてはまあ頑張ったねぐらいのあれ。

 

・唯一の女神化、エモーショナルオーバードライブ(EOD)

エモーショナルオーバードライブ、簡単に言えば敵を一方的に攻撃するシステム。


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女神、Vtuber共通で画像右上にあるEMOゲージ(ハートマークのゲージ)が満タンになると発動できる。

ブラスト、アタック、スラッシュと分かれてるがどれ選んでもいいので好きなように押すべし

※使ってるうちにブラストが速攻で片がつくと感じると思います

 

EOD中の左下にある再生ボタンみたいなゲージが満タンになるとスロットが始まり、対応するボタンを押すとデュエットスキルが発動。攻撃とともにアイテムが貰えます(揃えなくても確定で貰える)。

 

四女神に関しては唯一この場面でしか女神化しないので嬉しい要素。しかも稀なことにキャラの掛け合いが女神化後の名前で呼んでる(ほとんどの作品では女神化しても女神化前の名前で呼んでる)。

個人的に女神を見たいがために使っている。

 

・個性豊かなゲストVtuberf:id:HagiTaisa:20200812003535j:image

Vtuberとのコラボもあってゲーム内の随所ではゲストVtuberが活躍する。

 

 

  • ゲストコネクト

EMOゲージを一定まで貯めるとゲストVtuberが戦闘の手助けをしてくれる。

画面の右側でなんかしてる。

助けたVtuberからランダムで登場し、様々なサポートをするシステム。

 

 

………ただこれ使ってゲージ消費するくらいならEOD使った方がよくね?って思ったので私はチュートリアルでしか使いませんでした。

 

  • Vキューブ

アンチに捕まってキューブになったVtuberを助けると装備品として使えるようになる。

ステータス上昇やアイテムドロップ率上昇など様々な効果がある。また強化することも可能で上昇数値を上げれる。最大+50まで強化できるが、稀に手に入る+51以上のVキューブは多分+99か+100まで強化できると思う(そこまで強化してないから分からん)。

通常はVtuber名なのだが、えちえち(Vtuber名)やてぇてぇ(Vtuber名)、天才はらぐろ(Vtuber名)の二つ名付きのVキューブも手に入り、付与効果や上昇数値が異なる物もある。

キャラ1人に対して5個まで装備可能。

 

  • ダンジョン内のモニターやロード画面にVtuberが!

ダンジョン内の随所にあるモニターからVtuberが応援してくれる。しかもモニターに向けて撃つとアイテムが貰える。

またモニターだけじゃなく、画面右側からも応援?してくれる。

(正直応援してるのか貶してるのかよく分からんこと言われる)

 

またエリアの切り替え時のロード画面はYoutubeの広告のようなデザインでVtuberの自己紹介動画等が流れる。

一応スキップも可能なのだが、好きな人、見たい人はスキップしなくてもいいかもね。

私は感情が無になるのでスキップしますが。

 

  • 困っているVtuberを助けよう!フレンズオーダー!

助け出したVtuberは助けた後も困っている。まあ所謂クエストのようなもの。

アンチの討伐やアイテムの納品、ダンジョン内に落とした物を届けて欲しいだのなんだの。

依頼動画で依頼をしてくる、スキップ不可。

オーダー完了後は感謝動画で感謝を述べる、スキップ不可。

 

 

 

 

……現状不具合で一部オーダーがクリア出来ない不具合があります。

まあ大それたアイテムも貰える訳では無いので別にやらなくても支障はない。

 

・専用BGMで戦うボスバトル「MVバトル」

ボス戦は通常戦闘と異なり、専用ステージでの特殊戦闘となる「MVバトル」となる。

チュートリアルで量の多い情報をぶつけられるが適当にやってても問題ない。

戦闘中に流れるのはオリジナルVtuberの楽曲。楽曲ごとにバフ効果あるのだが、あるのかないのかよくわからんから好きな曲を設定しよう。

EODは使えないが、代わりにレゾナンスモードが使える。

レゾナンスモードは専用フィールドで味方に大きなバフ効果をもたらす戦闘モード。攻撃を当てたりたまに落ちる水晶を壊すと左の音符マークが再生ボタンに到達するとレゾナンスモードが使えるようになる。

またレゾナンスモード中に攻撃を当てると左下の音符マークゲージが満タンになり、「フィニッシュドライブ」が使えるようになる。

簡単に言えば必殺技なので貯まったらガンガン使おう。たまに追撃演出が発生する場合もあるが発生する条件はわからん。

 

 

で、このフィニッシュドライブが調整不足なのかフィニッシュドライブで当てた攻撃でゲージが貯まり、フィニッシュドライブ、またゲージが貯まってフィニッシュドライブ………と相手が死ぬまでフィニッシュドライブの無限ループが発生する。

レゾナンスモードに入ってフィニッシュドライブ使えたらもう勝ち確定。お疲れ様でした。

 

・トップVアイドルを目指してダンス!「BeatTik」

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某Tikなtokの名前のキャラ鑑賞ミニゲーム、「BeatTik」

音楽に合わせてボタンを押すだけの所謂音ゲー

画面ではキャラクター達が可愛く踊るぞ!

ダンスはBGMごとに用意してる訳ではなく、クール、キュートなど自分で設定できる。

好きなBGMで可愛い彼女たちを拝もう。

また録画モードとフリーカメラモードがあり、録画モードは可愛く踊る姿を録画してゲーム内ライブラリでいつでも鑑賞可能。

フリーカメラモードはダンス中にキャラを鑑賞できるモード。曲とダンスを一時停止できるのでキャラを舐めるように鑑賞できるぞ!

 

 

ちなみに音ゲー要素は一定間隔で流れてくるのを淡々と押していくだけ。が、判定が厳しすぎてパーフェクトなんざ無理。音ゲー作るのやめろコンパちゃん、君にはネプテューヌPPが限界なんだ…!!

 

 

・良くも悪くもいつものネプテューヌ、外伝作品ではまともな部類


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全体を通して最終的な感想。

コラボというのもあり、これをネプテューヌ10周年作品としていいのか?という懸念が発売前から感じてたが、遊んでみたら「ああ……いつものネプテューヌだ」と安心しました。

操作性やシステムの不便さ、クソゲーポイント、そしてネプテューヌ達の掛け合い。よかったいつものネプテューヌだ、と。

いやクソゲーなのは良くないよ!?

でもネプテューヌは生き甲斐なのでクソゲーでもまあ問題ない。

まあそれでも良くも悪くもいつものネプテューヌだなぁ、と。

ネプテューヌシリーズの中では普通、一般的なゲームと比べたらクソゲー

うん、良くも悪くもネプテューヌだね。

正直言うとVtuberいらなくね?ぐらいのアレ。

 

今作はコラボもあって初心者向けに舵取りしてる様子、それでも10周年ともあって過去作ネタをちょっぴり醸し出したり。


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Vtuberファンの母数が多いのもあってか今作の限定版は完売した模様です。世界線間違えた可能性がある。

まあーネプテューヌ外伝作品の中でもまともな部類かなぁと感じましたね。初心者には勧められる外伝作品ではありますが、IFゲー伝統の「買うな。俺は買うが」のゲームなので買うなら半額以下の中古になった時期に買うのがいいでしょう。


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そういえば今作の限定版には設定資料のビジュアルブックが付いてくるんですが、10周年ということで簡単な説明と歴代シリーズの年表が出てきて私は嬉しかったですね。

 

 

 

 

ということで書き殴ってみました。

以上です、お疲れ様でした。

そしてブイブイブイテューヌは買うな。