こんにちは萩大佐です
ネプシスを買って遊んだので感想を書きなぐっていきます
え、価格？もちろん限定版予約して買いましたが(2万くらい)
・概要
「超次元ゲイム ネプテューヌmk2」及び「超次次元ゲイム ネプテューヌRe:birth2 SISTERS GENERATION」から続く世界線、いわゆるナンバリング新作です
リメイクを除けば前作ナンバリング作品の「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡ」から約7年ぶり、そしてネプテューヌmk2発売から10周年という節目のもあってか今作の主人公はネプテューヌではなく、
女神候補生「ネプギア」
が主人公です
妹達の登場もリメイクを除けば「四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE」以来、約5年ぶりという待望に次ぐ待望の出演ですね。いやー待ったよ…
(※一応忍ネプにもみんつぶに登場してたが声無し非プレイアブルだったからカウントしてない)
・登場キャラクター
(4人集まってるCGスチルなかったからRe:birth2から流用)
・ネプギア
ネプテューヌの妹で本作の主人公。シリアス担当主人公
・ユニ
ノワールの妹。ミリオタでネプギアとは大親友だけど新キャラに取って食われちゃった
・ロム
ブランの妹。スマホとギャル語を覚えちゃった、やばたにえん
・ラム
ブランの妹。前作とかと比べていたずら描写少なくなった気がする
(4人集まってるCGスチルなかったからRe:birth3から流用)
・いつもの四女神
(毎回出てるから説明しなくても良くね？)
・マホ
スマホがモチーフの新キャラクター。ぴーしー大陸から避難してきたギャルとオタクを足したパリピ
今作の記憶喪失枠
・アンリ
マホ同じくぴーしー大陸から避難してきたクリエイター。ネプテューヌシリーズでは珍しいナナメダケイ氏デザインのキャラ
・ひぐらしのなく頃にちゃん
ぴーしー大陸から避難してきた久しぶりのメーカーキャラその1。ただの竜宮レナですありがとうございました
・上海アリス
ぴーしー大陸から避難してきたメーカーキャラその2。ネプテューヌが幻想入りを果たした立役者
・マジェコンヌ
レギュラーラスボス。本作のマジェコンヌはV、Re:birth3で中ボスだったナス農家ではなく、はたまた暗黒星くろめが妄想で作り出したマジェコンヌでもなく
mk2、Re:birth2で倒した犯罪神マジェコンヌです
・序盤からクライマックスなストーリー
物語はぴーしー大陸からの救援要請から始まり、
四女神がぴーしー大陸に向かったら犯罪神は復活しとるわ
女神候補生は謎の施設調べたら冷凍睡眠で2年も眠らされるわ
ネプテューヌは生死不明になるわ
各地でモンスターが突然大量発生するわ
あげくプラネテューヌは占領されるわ
そんな各国がピンチな状態で2年もの冷凍睡眠から目覚めた女神候補生達が事件を解決していく
シリアスながらもそれでいてネプテューヌらしさを損なわない面白いストーリーでした。そして本作は過去作のネタ使っていくのが上手かったですね(ネプ基準)、V2の時に神次元への道が閉じてたことやmk2のゲハバーンとか
最近のゲーム業界事情やゲーム業界だけでなくインターネットで話題となった事柄も積極的にネタにしていくスタイルも変わってません
また伏線の張り方や話の展開の持ってき方は歴代で上手い方ですね(ネプ基準)
ナンバリング作品なのでルート分岐完備してます、ノーマルEDで感傷的な終わり方なのがなかなか珍しかった
やっぱネプテューヌシリーズ、ネプギアが主人公の時のストーリーが1番面白いのでは…？
・新しくなったけどもこう、微妙なアクション
この面白いのもつまらないとも言いがたいこの感じ・・・コンパちゃんらしいや #PS4sharehttps://t.co/DiLX7U6TK2 pic.twitter.com/nnuAGs70lh
— 萩大佐 (@hagi_cos) 2022年4月23日
本作はコマンドRPGから流行に乗ったのかアクションRPGと変わりました。最近コマンドバトルだったのがアクションバトルに変わるゲーム多いからね
そんな流行に乗った本作ですが、そこはコンパイルハートクオリティ。面白くもなくつまらなくとも言い難い微妙なラインのゲーム性
従来のコンボメイクシステムに加え、自由に構成できるタクティカルスキル、キャラを切り替えてチェイン攻撃など確かに新しいことは新しいがやっぱもっさりしてるコンパイルハートクオリティ
AP(アクションポイント)を消費してAPがある限りコンボスキルが使え、消費し切ったらキャラを切り替えチェイン攻撃、そのままそのキャラでAPを使いコンボスキルと途切れることがないアクションバトルに
またタクティカルスキルは4つまで登録することが可能で時間経過で溜まるゲージを使い、ボタンひとつで発動することが可能。いつでも使えるので好きなタイミングで使える
本作のエグゼドライブは女神ゲージが半分まで溜まったら発動可能、ゲージMAXでも半分までしか消費しない。後述するが女神化中ならどのタイミングでも発動可能である
しかし前作に出たコンパのアクション担当タムソフト開発の「閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ ～少女達の響艶～」と比べるといまいち爽快感に欠ける。それでも従来のコンボメイクシステムと組み合わせて自由にコンボアクションを編成できる他、新しくなったディスクメイクシステムでコンパらしいアクションRPGとなりました
まあバグなのか仕様なのかディスクメイクシステムのせいで常時クリティカルが出るようになって相変わらずヒット数が多いラピッドゲーと化すんですがね
無限に槍を投げる女神#PS4share#ネプシスhttps://t.co/DiLX7TOKvU pic.twitter.com/DzbFldfQc3
— 萩大佐 (@hagi_cos) 2022年4月25日
本作の女神化は従来とは異なり女神ゲージによる変身へと変わりました
AP消費無しでコンボスキルを発動できる他、前述した通りエグゼドライブは女神化中ならいつでも発動可能、ただし女神化は強制的に解除される
ディスクメイクでコンボスキルをループさせれば女神化が解除されるまでコンボスキルを連発できるという面白い使い方もあり
ただ女神ゲージが溜まりにくいのでここぞという場面でしかなかなか使えないのがもったいなかった
アクションゲームであるためガードと移動と回避があるのだがほぼほぼ機能していない
敵が簡単に仰け反るし、攻撃叩き込んでればあんまり反撃してこない、コンボスキルを使えば自動で詰め寄って攻撃するのでひたすら攻撃ボタン連打してれば負けることないです
またパーティーの味方NPCは攻撃に関しては賢くないが、回復に関してはかなり賢くピンチになれば勝手に回復するし勝手に回復してくれる
戦闘不能になっても誰か1人生き残っていれば戦闘終了後にHP1回復して復活するところを見るとアクションゲームとしては優しめに作っていると感じますね
・Live2DのADVパートと新モデル
本作のADVパートにはLive2Dによる立ち絵の会話となり、表情変化や身振り手振りと凝った作りとなってます。ただ立ち絵に関しては、ネプテューヌVⅡからの流用なので手抜き…と言いたいところだがLive2Dなので許してあげちゃう
女神候補生の3Dモデルは「ブイブイブテューヌ」の時に培った技術で一新、つなこデザインを再現した素晴らしい3Dモデルです(けどネプギアのパンツが縞パンじゃなかったのが解せん)
なお、四女神の3Dモデルはブイブイブテューヌからの流用です
またクリア後になるが、「ハートフルフォトモード」でキャラを好きなように撮影できるようになるのでいろいろ配置したりポーズ取らせたりパンツ撮ったりできるので新しい3Dモデルを舐め回すように楽しめるぞ
・最新ネタをすかさずパロっていくコンパちゃん
流行りのネタは逃さない。ゲハネタも忘れない。それがコンパイルハートクオリティ
ということでゲーム業界に囚われず昨今話題となった出来事をすかさずパロっていくのがネプテューヌスタイル
ゲーム業界的な話題だと公道マリオカート裁判やコロプラのぷにコン裁判、またPS5が手に入らないことやSONYのポルノ規制の影響で任天堂にちょっとエッチなゲームが流れたとか様々。スマホを題材としているためゲームハードに囚われずソシャゲやPC方面のネタも取り入れていく
最新トレンドだと鬼滅の刃やコロナワクチンの5G接続などなど、トレンドを逃さないコンパちゃんである(果たしてそれは良いか悪いかは別として)
・何も面白みもないだだっ広いダンジョン
本作のダンジョンは歴代と比べてめっちゃ広いです、無駄に広いです
しかもギミックもスイッチ押して扉を開けるか梯子降ろすかの2択なので無味、マップの種類も湖畔と洞窟が大半であとは固有マップぐらいです
無駄に広いからほぼほぼマラソン状態です
街マップとしてプラネテューヌがシリーズ初の3Dマップとして登場したけれどもやっぱ無駄に広い、作り込まれてるけど無駄に広い。無駄に広い割に大して人がいないという
ファストトラベルはあるものの、やっぱり無駄に広いのでめんどくさいですはい
・総評
不便なところや微妙なところはあるが全体的には良ゲーとして出来上がってます
ただSONYのせいでちょっとエッチなCGスチルが全くない…というより通常CGスチルが少ないという印象。日和ってんじゃねぇ！
それでもネプテューヌらしさ、コンパイルハートらしさが損なわられてない。そうだよこれこれ、これでいいんだよコンパイルハート、次は神ゲー作れ
まあそれでも取っ付きやすい内容なのでオススメです
以上です。お疲れ様でした
ありがとうコンパイルハート
