萩大佐のゲームブログ

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冥王計画ゼオライマーの話


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今回は最近見た冥王計画ゼオライマー(OVA)についてお話をしようと思います

 

あらすじ

電子部品で全世界の70%のシェアを誇る多国籍企業・国際電脳を隠れ蓑にする秘密結社「鉄甲龍」(ハウドラゴン)は、15年の時を経て巨大ロボット群・八卦ロボを駒に、世界征服を開始した。鉄甲龍の長である少女・幽羅帝はその手始めとして配下かつ恋人の耐爬に、彼の八卦ロボ風のランスター」で日本政府の地下秘密基地「ラスト・ガーディアン」を襲撃させる。しかしそこに、かつて鉄甲龍から脱走した天才科学者・木原マサキに強奪され、現在は日本政府に戦いを強要された少年・秋津マサトと謎の少女・氷室美久をパイロットとする最強の八卦ロボ天のゼオライマー」が立ち塞がる。

マサトは当初、困惑するばかりでゼオライマーを使いこなせない。だが、突然マサトが凶暴な人格に豹変すると、ゼオライマーは圧倒的な破壊力を発揮し、耐爬をランスターごと消滅させる。豹変したマサトは自分が15年前に死亡したマサキであることを明かし、自分こそが冥王なのだと高らかに告げる。すべては鉄甲龍の「冥王計画」を秘密裏に乗っ取り、世界を我が物にするという野望を持つマサキの手で巧妙に仕組まれていたのだ。

(Wikipediaより引用)

 

元々漫画が原作でOVA版は漫画原作の18禁を削除し、基本設定を流用してる形で漫画原作とOVAは異なる世界観となっております

 

全4話、近くのGEOでDVDレンタルされてたので借りて見ました

dアニメにもあるのでレンタルショップにない!って人はそちらを

 

主人公は秋津マサトという少年

自らは秋津夫妻の元で産まれ育ったと思っていたが、後々自分の出生が試験管ベビーだったと知り、自分は何のために生きているのか疑問を持つようになる

内気で優しい性格なのだが、天のゼオライマーに乗ると性格がガラリと変わり極悪な人格へと豹変する

ゼオライマーに乗る度、その二重人格が酷くなっていく…実はその二重人格には理由があったのだ

 

 

さて、天のゼオライマーとは一体なんなのか

天のゼオライマーに隠された理由とは?

なのだが第1話の冒頭のナレーションでゼオライマーは自らを冥府の王とする~と早速ネタバレしてきました

まあその冥府の王になるための過程が物語が進むにつれ、明らかになるんですよね

 

天のゼオライマーとはなんなのか!

天才科学者、木原マサキが作った最強の八卦ロボ(作中に出てくるロボットの名称)

「天」の称号を持っている

別次元から無尽蔵にエネルギーを取り出す次元連結システムを搭載したロボットである

 

次元連結システムって?

作中では詳しく説明されてないが別次元から無尽蔵にエネルギーを取り出すとしか言い様がない

その別次元とはどこなのかわからないが調べた限りだと物質世界が出来た際に出来た反物質世界、そこからエネルギーを無尽蔵に取り込んでいる

次元連結システムのおかげで高出力のエネルギー波や空間跳躍、都市一つまるごと消滅させる爆発まで起こせるロボットに早変わりする

頭おかしい

元々世界征服を企む鉄甲龍の元で開発していたため凶悪な武装を持ってるのは当たり前ちゃ当たり前か

 

ゼオライマーだけでなく作中の八卦ロボ全般に共通するのだが特定のパイロットしか動かせないように作られているのです

パイロットというより遺伝子ですね

で、ゼオライマーには秋津マサトしか乗ることが出来ない

一見無関係のように見えるのですが実は関係しているのですよ

 

 

さて、そんな冥王計画ゼオライマーの感想なんですが

秋津マサトを演じる関俊彦さんの演技がすごいです

秋津マサトともう1人の秋津マサト…まあ木原マサキって言うんですが役の演じ分けが上手いのなんの

秋津マサトとしての優しい少年の声

木原マサキとしての残虐な青年の声

この演じ分けがすごい、今まで関俊彦さんの声は最遊記三蔵法師や電王のモモタロスで慣れてしまって少年の声はあまり聞いたことがなかったのでギャップがすごかったですね

 

物語もまた良かったです

自分の中にいる木原マサキ、それを認識し秋津マサトが最終回に選んだ答えこそがこの物語としてのハッピーエンドなんでしょうね

鉄甲龍をただの悪役だけでなく、その悪役の中にある対立、愛、憎悪、そういった感情を表に現し、木原マサキはどう返すのか、それがまた良かったですね(どの感情に対してもだいたい淡々と返してましたけど)

 


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(OPのナレーションと共に各八卦ロボと称号が映し出される演出毎回見てて飽きなかった)

 

ゼオライマー八卦ロボ達の戦闘も見物

作中最強だとしても淡々と倒して終わりではなく、秋津マサトと木原マサキを使い分け、苦戦させたり痛めつけたりと最強だとしても簡単に処理させない、やはりロボットの戦闘がメインでないとロボットアニメと言えませんね

 

 

さて、そんな冥王計画ゼオライマーですが現在「機動戦隊アイアンサーガ」というソーシャルゲームでコラボ中であります!

OVA版の天のゼオライマー雷のオムザックだけでなく

漫画原作版のゼオライマー、ドラマCDで名前しか出てこず設定上しかなかったハウドラゴンも参戦!

パイロットには秋津マサトと氷室美久が!

そして天のゼオライマーにはスパロボにしか登場しなかったグレートゼオライマーの改造も実装!

 

ぜひこの機会に皆もゼオライマーに触れてみてくれ!

 

 

 

以上!