久しぶりのブログ更新です
平成が終わり、令和になって4年も経ちました
そんな令和な世になってもクソゲーは生み出されています
では、なぜクソゲーが生み出されるのか?そんな考察をしていきます
あくまで考察ですのでバカ正直に鵜呑みにしないで下さい。私の自論ですので
・クソゲーの定義
まずクソゲーの定義からいきましょう
クソゲーと言っても人によっては定義が異なります
ではまず、各年のクソゲーを決めるクソゲーオブザイヤー(KOTY)よりクソゲーの定義を引っ張っていきましょう
「クソ」とされる理由は「純粋につまらない」「バグがひどい」など様々です。(KOTYより引用)
ざっくりとした定義ですね、ではWikipediaを見てみましょう
ゲーム作品がクソゲーと呼ばれる理由はプレイヤーの事情や感性によって異なるため一概に断定することはできないが、基本的には「プレイヤーが投じた金銭や時間に、面白さがまったく見合わないビデオゲーム」がクソゲーであるとされる(Wikipediaより引用)
とまあこうKOTYとWikipediaに書かれている通り理由が様々、プレイヤーの感性によって一概には決められないんですよ
ということでこのブログにおいてこう定義します
- つまらない
- ゲーム進行を阻害する致命的なバグがある
- 価格に見合ってない
- 簡単にクリアされたら悔しい(簡悔)
ということにしましょう
・クソゲーが生み出さる理由
どうしてクソゲーは生まれるのか?
考えられる理由をいくつか挙げてみましょう
- 技術力、予算、開発期間、デバッグの不足
- 開発会社の価値観
- 手抜き
- 前作からの落差
- ファンの期待を裏切る行為
- 簡悔(簡単にクリアされたら悔しい)
主にこのような理由でしょう
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技術力、予算、開発期間、デバッグの不足
技術力がなければプレイヤーが満足するようなゲームが作れない、至極その通り
ファイナルソードがいい例ですね、アセットだらけで一切自作してない。技術力がないと見て取れます
それでいてゲーム性が単調、もしくは人気ゲームをパクったようなシステムなど。オリジナリティに欠けるというのもありますね
予算不足はまあそのまま。予算がなくて想定のボリュームまで至らない、雑な作りになってしまう等々ありますね
開発期間については新作ゲームだと開始がわからないですが、シリーズ物等前作が発売されてからだと割と分かりやすいですね
コンパイルハートを例としますと、ネプテューヌ1作発売した後だと大体1年ぐらいで新作を出します(長くても2年)
そんな納期でボリュームたっぷりで面白いゲームが作れるかは開発次第ですね、コンパイルハートはクソゲーだったり良ゲーだったりまちまちなので私はクソゲーなんだろうなぁと心意気で買ってます
と言っても発売日に間に合わず延期したりするメーカーがよく見られるようになりました
例としてサイバーパンク2077ですね、Twitterでは黄色い画像貼られてネタにされてましたね
デバッグ不足もその通り、プレイに致命的なバグがあるとプレイヤーの反感を買います。本当にテストプレイしたのかとかデバッグしたのかと
テストプレイしてれば発見できるにも関わらずになぜそれを放置してるのか、本当にテストプレイしたのかと
昨今だとネット環境が当たり前なので、発売後に不具合やバグをアップデートで修正出来るのが当たり前な世の中になったので発売から期間置いて買ってもそんな地雷を踏むことはなくなったと思われます
だからと言って発売後に致命的なバグや不具合を修正するなと思うんですけど
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開発会社の価値観
開発会社の価値観がなぜクソゲーに繋がるのか?と疑問に思う方がいると思います
ではいい例を紹介しましょう
バランワンダーワールドです、KOTY2022に輝いたアクションゲームですね
このゲームをやった人ならわかると思います
令和の世に発売したにも関わらず内容がまるで平成初期のようなゲームです
ファミコンやスーパーファミコンのようにボタンが少ない時代でもないのに、なぜかこのゲームは同じ挙動をするボタンが大半を占めているんです。アクションをするボタンが6個もあるんです、全部同じ挙動なんです
このゲームはコスチューム(カービィでいうコピー能力)を駆使してステージを攻略していくというアクションゲームなのですが、基本となるアクションのジャンプがコスチュームで出来なくなるという不便さがあります
そうです、このように開発会社の価値観がアップデートされずにレトロゲームのようなゲームが令和の世に生み出されてしまうのです
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手抜き
よくある事例ですね。なぜよくあるのか?人気アニメの流行に乗っかってそのアニメのゲーム化で起こる事例です
アニメが人気=ゲーム化すれば儲かるという短絡的な考えなのでゲーマー向けではない。つまり面白さを重視してなく単純にアニメ人気、キャラ人気だけで雑に作られます
最近だとソーシャルゲームにその傾向が多く見られますね、コンシューマーだと少なくなっては来ましたが年に3、4作は出てます
例として挙げるには弱いですがオラ夏は作業ゲー感が否めなくぼく夏のようなゲームとしては楽しめなかったというのがありました。まあターゲット層は小学生辺りだと思うので、大人のオタク達には微妙だと思います。主語のでかいオタクの評価を鵜呑みにしてはいけないという教訓を得た作品ですね
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前作からの落差
新規IPのゲームはこれに当てはまりませんが、シリーズ物だとよく見受けられます
前作の反省を受けて次回作では快適にさせた、便利にさせた等と進化して面白くなる作品がある反面でむしろ前作から劣化する作品もまた存在します
多くは前作からのゲームシステムの大きな変更でしょう。前作まではRPGだったのに突然アクションやシュミレーション、はたまた格闘ゲームになったりも
まあそんなことは滅多にないですが、近年だとコマンドRPGだったのがアクションRPGに変わるというのが多いですね。代表的なのはFF15ですかね、これも物議を醸す作品ですがアクションRPG部分は悪くない出来です
じゃあゲームシステムの大きな変更として劣化した作品とは?
例として黎の軌跡がいいでしょう。前作の創の軌跡からグラフィック、ゲームシステム等進化しています
従来のコマンドRPGに加え、アクションRPGが新しく追加されメーカーも大いに宣伝してる要素です
ですが、蓋を開けてみたら実際問題つまらなかったんですよ。アクションと言いつつやれる事が攻撃と回避とチャージ攻撃のみ、爽快感もなくとても単調。しかもアクションのみで倒すと経験値や獲得セピスも少ない
何より問題なのがフィールドやダンジョンの雑魚敵戦しか使えないんですよ、イベント戦やボス戦等は従来のコマンドバトルのみです。何のために存在してるのかが謎です。それに加えて前作創の軌跡の戦術リンクから劣化したSCLMチェイン、見にくくなった上前作より使いにくくなったオーブメント
つまり言うと進化したのはグラフィックだけなんです、それ以外は劣化しました
グラフィックは進化してもゲームシステムが劣化したら何も意味もないので
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ファンの期待を裏切る行為
稀にある事例です。ホント稀です
例えば前作からこのキャラの扱いが酷くなったとかそんなのですが昨今だとVTuberコラボですね、死神コラボです
主にソーシャルゲームが多いんですが、コンシューマーゲームにも少なからず死神コラボが存在しています
代表的なのがブイブイブイテューヌでしょう。ひたすらノイズでした(ロード画面に出てくるから邪魔だった)
幸いなのが本編に関わることがほぼなくお飾り程度だったのが救いでしたね。
なんで反感を買われることが多いかと言うと
VTuberのファンでも何でもない人からしたらノイズでしかなくこんなのに金払ったのかと思うと腹立つんですよ
で、このVTuberに媚び売ってることを私は
「んほぉ~このVTuberたまんねぇ~」
とバカにしてます
(元ネタ:んほぉ〜この声優たまんねぇ〜とは (ンホォとは) [単語記事] - ニコニコ大百科)
最近だとリトルウィッチノベタがボスキャラクターの声優にVTuberを起用してましたね
ここのんほり具合は凄まじく限定版にはVTuberがパッケージにドーンと載っていたりとVTuberとコラボしたコンパイルハートですらやらない所業を平然とやっています。んほってますねぇ!
ちなみにコラボ前にアーリーアクセス版を買ったんですがコラボ決定した瞬間から1000円返せって毎度言っています、開発にも直接文句のメールを送りました
ぶち転がすぞ死ね
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簡悔(簡単にクリアされたら悔しい)
まずこの造語なんなのか知らない人がいるので出典元を出しておきます
簡単にクリアされたら悔しいじゃないですかとは (カンタンニクリアサレタラクヤシイジャナイデスカとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
プレイヤーに簡単にクリアされたら悔しいから理不尽で高難易度なゲームやコンテンツを出したろ!という精神です
高難易度のゲームってダークソウルシリーズ等のフロムゲーで高評価じゃないの?と思いますよね?
ああいうのっていい塩梅に調整してるんですよ、詳しいことはこちらの動画解説されております。とてもいい勉強になります
では本題に戻りまして例を紹介しましょう、1番いい例が艦隊これくしょんなんですが如何せんやってないのでモンスターハンターワールドを例にします
ワールドの頃はまだ簡悔の片鱗しかなくクソと言っても中々降りてこないクシャルダオラとかマムタロトとかFF14コラボのDPSチェックして即死攻撃してくるベヒーモスだけだったんですよ
大型DLCであるアイスボーンが実装されたらとんでもないクソ、というよりビチビチのうん地とも言われたコンテンツ「導きの地」を筆頭に
- DPSチェックして問答無用に即死技1発でクエスト終了させるアルバトリオン(モドリ玉使用不可)
- 高威力かつクソ行動、そして即死技が用意されてるミラボレアス(モドリ玉使用不可)
- 装衣という今作のシステムを真っ向から否定した歴戦王イヴェルカーナ
とまあ他にも上げれば出てくるのでここまでにしておきますが、こんな風に悔しい悔しい精神で作られると残るのは信者とフロムゲー信者しか残りません
とりあえず簡悔龍フジオカーナの名前がどこかのゲーム出てきたら簡悔確定なので諦めてください
・じゃあどうすればクソゲーがなくなるのか?
根本的なところを言うと無理なんです
これらの要件を全て解決するのは無理なんです
技術力や予算の不足?メーカーの問題なのでユーザーにはどうしようもない
価値観?メーカーの問題なので(ry
手抜き?メーカーの問題なので(ry
前作からの落差?メーカーの問題なので(ry
………とまあユーザーにはどうしようもないんです
あるならアンケートやお便り送るぐらいしかないんですよね、ユーザーの声を届かせるには
(軌跡シリーズみたいにSNS等でバカにしてると次回作で修正しているのでその手もありですね)
・クソゲーをやらない方法
クソゲーをやらない方法…それはクソゲーを回避するしかないんです
と言っても評価が分からない新作ゲームでクソゲーを踏むなんてよくあります。そしてそれを定価で買った時の絶望感は半端ないです
ではクソゲーをやってきた身としてクソゲーの回避方法を教えましょう
1.怪しい匂いがするメーカーのゲームは様子見せよ
過去に何作もクソゲーを出したことのあるメーカーは危険視した方がいいです
例として
等々
2.信者の意見より批判者の意見を聞くと良い
基本的に信者は良いところしか褒めず悪いところを逸らすかのように一切話しません、ですが批判者ともなれば良いところ悪いところをよく見ているので信者の意見は聞かない方がいいです
レビューがある場合は低評価レビューで長文書いてるのを参考にするといいでしょう
3.ゲームシステムに注目せよ
クソゲー擁護の合言葉というのがあります
- 音楽が良い
- ストーリーが良い
- キャラが可愛い
これらを真っ先に言われたらクソゲーの可能性を疑ってください。上記の3つが良くても面白くなければ全て台無しなんです
もしこの3つを言ってきたらゲームシステムは?面白い?具体的にどう面白い?と踏み込んで質問してみてください、そこで濁したりしたらクソゲー確定です
4.キャラゲー
一番クソゲーの地雷率が高いジャンルです
ですがゲームジャンルがADVならまだセーフです、なぜならストーリーの善し悪ししかないから
5.クソゲーハンターの評価を見る
自ら地雷原に突っ込む彼らの勇姿を教訓に買わないという選択肢を得るのもいいですね
あと他人がクソゲーをやっている姿は悦に浸れるのでオススメです
この人の事フォローしておくといいですよ
一二乃サンダル🥇VTuber🥈地球防衛軍6🥉21時 (@Sandarhime_2) / Twitter
・まとめ
クソゲーは終わらねぇ!(ドンッ!)
という結論です
メーカーが潰れない限りクソゲーは出てきます
私たちに出来ることはクソゲーを回避するか、もういっそのことクソゲーハンターになるしかないんです
でもクソゲーハンターになるのも悪くないんですよ、クソゲーの匂いを嗅ぎ取れるようになるので
果たしてあなたはクソゲーを回避するのか、それともクソゲーハンターになるのか
それは見極めしだいですね、見極めの軌跡
以上ですお疲れ様でした