FF7Rを遊んだのでいつも通り感想を書き殴っていきます、もちろんクソゲー判定も出します
・概要
FFシリーズ7作目、FF7を現代にリメイクした「FINALFANTASYⅦ REMAKE」(以下FF7R)
この作品は分作となっており、ミッドガル脱出までしか描かれてないがリメイク前よりボリュームが増えた作品となっています
・登場人物
元ソルジャー。すかした陰キャ童貞
アバランチ分派のリーダー。面白おじさん
スラムの花売り。古代種最後の生き残り
レッドⅩⅢ
神羅で出会った実験サンプル。プレイアブルキャラじゃない
英雄的ソルジャー。ストーカー、思い出の中でじっとしててくれ
フィーラー
運命の番人。運命を正しい方修正する者、原作厨
・リメイクというよりリブート
今作で目立った点はストーリー。FF7はシリーズの中でも人気でスピンオフや続編などの作品が出るほど
リメイクされた事で原作では見れなかったストーリーが増えた事がとても良い
まずアバランチのメンバーであるビッグス、ウェッジ、ジェシーの掘り下げである
伍番魔晄炉爆破前にクラウド+ビッグス達のストーリーが描かれている
特にジェシーに焦点を当てており、原作では見れなかったジェシーの家族やジェシーが女優を目指していた事など、また原作よりクラウドに対して好感的に描かれていた
・オリジナルキャラクター
今作はリメイクというよりリブート、原作では登場しなかったオリジナルキャラクターやストーリーの改変等が見られる
が、ちょっと手抜き感が拭えない
まず最初に出てきたローチェというソルジャー3rdクラスのソルジャー。序盤に出てきてクラウドに対し、ライバル的関係みたいな物言いで絡んでくる
バイク乗りのためラストのバイクミニゲームで再登場するかと思いきや、序盤で出番終了。結局何のために出てきたのかわかりませんでした
他にもウォールマーケットで出会うコルネオの部下、レズリーについても
特に絡みという絡みがある訳でもないのに急に過去回想し始めて「あ、そっか」みたいな感想しか出てこない
オリジナルキャラクターを登場させるのもいいのだが、もう少し立たせてやってもいいのではないか
・改変されたストーリー
大まかな流れは原作に沿ってるが、かなり手を加えられてる。今回登場した「フィーラー」なるものがそれである
フィーラーは運命の番人で、運命とは違った方向へ進むと是が非でも修正しようとする。ようは原作厨
原作FF7のストーリーと違ったストーリーを辿ろうとするとコイツらが邪魔してくる、敵でも味方でもない
ラストにコイツを倒したっぽいので続編では原作と大きく変わるのではないかと思う
FF7Rはリメイクとも言えないどちらかというとリブートではないかと
・FF15から何も学んでないアクションRPG
今作はFF15に続きアクションRPG。だがFF15とは違い、アイテムや魔法、固有アビリティにはコマンドRPGのようにATBゲージを使用することになる
ATBゲージは基本自動回復だが、貯まるまで非常に時間がかかる。攻撃やガードで貯めていくのが効率いい
なのだがこれが欠陥
アイテムを使いたい時に使えないことが非常に煩わしい。回復しないと!蘇生しないと!という場面でATBゲージが貯まってないという場面がままある
おかげでジリ貧状態で死ぬというのが多い。次回作で改善して欲しいところである
・敵が総じて硬い
ザコ敵はそうでもないが、ボスクラスの敵となると硬い
通常攻撃ではまともにダメージが通らない事が多く、弱点属性やバーストさせて与ダメージを増やさないとまともにダメージが入らない。弱点を付くにもギミックやみやぶるマテリアで調べておかないとわからない、また戦闘中はマテリアの組み換えも出来ないのでキツい
事前に調べて戦闘に突入するのがデフォルトとなる
と言っても終盤になってくると耐性持ちのボスとなってどうにも出来ない
・難易度のバランス
今作はNORMAL、EASY、CLASSICと分かれている(クリア後はHARD解禁)
なのだがNORMALとEASYの難易度バランスが上手く調整されていない
NORMALは結構難しくジリ貧状態やゲームオーバーになることが多い、それに比べEASYはかなり簡単でサクサクいける
NORMALとEASYの真ん中ぐらいの難易度があればよかったと思う
CLASSICに関してはAIが頭悪すぎる
・非操作時のキャラのAI
非操作時はキャラが自動で攻撃するのだが、まあ頭悪い。攻撃とガードしか出来ない
固有アビリティや魔法、アイテムの使用は自分で指示しないと使ってくれない。一応オートケアルや魔法追撃で指示しなくても使ってくれるが攻撃頻度が少ないのでATBゲージが溜まってない場合が多い
・長すぎるダンジョン。走れクラウド
1個1個のダンジョンが長すぎる
まだ長いだけならいいものの進行を阻害するギミックが多い。狭い通路や屈んでくぐり抜けるような通路を通るのに少々時間がかかる、1個2個ならまだしもいくつもあるのでイライラが募る
さらに会話等で強制的にダッシュ不可にしてくるのも鬱陶しい。走れクラウド
またスイッチやレバー、大きい扉などはいちいちボタン長押ししないといけない。それぐらい溜めなくてもいけるだろ!
今作はダンジョン内に先へ進むためのギミックが多く存在する、ギミックを解くのにだいたいやるのがミニゲーム
と言ってもこのミニゲーム地味に難しいのもあればいらなくね?と思うものが多い
特にこのポンプで圧力を上げてレバーで赤いレンジ内にメーターを入れてあげるミニゲーム。やってみると実際難しいし正直いらない
一応救済措置で1回失敗する事に赤いレンジの範囲が広がってく
ただやっぱり難しいしイライラが募る
エアリスに気付かれずに家から出るミニゲームは明らかに音を出すような家具を配置していたりいやらしい位置に配置してる(これも失敗する事に家具が減っていく)
ちなみにこのミニゲームのためだけに配置されているのでエアリスの家はこんなに乱雑ではない
・楽しかったウォールマーケット
FF7Rで1番楽しかったのはウォールマーケット。ストーリー中盤でありここが1番盛り上がるのではなかろうか
ここも改変されており、クラウドが女装する過程がかなり変わってる
クラウドが手揉屋に揉まれるシーンは必見。クラウドの喘ぎ声が唯一聴けるシーンである
陰キャ童貞みたいに喘ぐシーンはとても面白かった。その後の賢者モードになるクラウドもとても面白かった
ウォールマーケットは確かに楽しかった。楽しかったが、二点ほど楽しくない点がある
まずヘルハウスである。コイツは原作だと伍番街スラム~公園までの間でエンカウントする雑魚
なのだが今作では闘技場のボスとして登場。原作以上に強く、HP半分以下になると無敵モードになって攻撃がまともに通らない
無敵モード解除される隙があるが短く、非常に時間がかかる敵となっている。つまんね!
くそみてぇな音ゲーやめろ #PS4sharehttps://t.co/sIt6nXfDZ6 pic.twitter.com/J0GbyNZ6rH
— 萩大佐 (@hagi_cos) 2021年5月16日
まず見えないし音ゲーか?と言っていいのかリズムとれてるかわからないしタイミングがわからないFF7R屈指のクソミニゲーム
クソゲー!
ウォールマーケットはこの二点だけはつまらない。クソ!
・総評
ストーリーは良いけどあとはクソゲー。FF15の時も言ったがストーリーの良さでゲームの悪さを隠してるそんな印象
分作ともあってやはりスクエニの殿様商売感が否めない
正直な話続編も期待できない
PS5限定でしかユフィのアナザーストーリーを見れないのも不評点
映像美やストーリーで押し潰してもゲームの悪さは隠せない
FF7Rはクソゲーですお疲れ様でした