萩大佐のゲームブログ

萩大佐です、いろいろ書きます。主にゲーム

ネプテューヌV2プレイしての評価


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新次元ゲイム ネプテューヌV2のSwitch版が発売されたのでお話をば。

 

まずこれから買う人へ

Switch版を買うのはオススメしません!

と言うのも元々はPS4で発売したのでPS4のスペック向きに作られてるゲームなんですコイツは。

で、移植と言えどさすがに他ハードのスペック向きに作り直されてると思うじゃん?

あのコンパイルハートです、手抜きだ。

 

ということでSwitch版はエラーや重くなったりする場面が多々あるのでPS4持ってる人は素直にPS4版買いましょう。

それでも構わない人はセーブをこまめにやりましょう。

オートセーブ?そんなもんありません。

 

 

 

・本編

ということで本作のネプテューヌV2は無印から続くネプテューヌ本編シリーズ、ネプテューヌmk2ネプテューヌVに繋がる続編。

と言うけどストーリーはいつもの如くほんのりしか繋がってないので、過去作プレイ必須!という訳ではございません。

なので新規や既存プレイヤーにも楽しめる作品ですぞ。

ネプテューヌってどんなゲームなの?と言う初心者向けに説明するとメタとパロと百合をぶち込んだ完全にオタク向けゲームです。

ストーリーは普通に楽しめる程度なんでストーリー重視というよりADV要素重視というか…とりあえず会話9割フルボイスとなっております。

 

今作のネプテューヌは三部作

序章の零次元編、四女神がメインの超次元編、そして締めくくりの心次元編。

メインタイトルの〇次元ゲイムは舞台となる世界を指してる訳なんですが今作は3つの世界が舞台となってるのでまとめて新次元としているのかな?

 

・零次元編

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ゲーム開始してムービー後に別のタイトルが出てきますが気にしないでください。

零次元ということでZが付いてます。

 


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事の起こりはネプテューヌが道端で拾ったゲーム機(ドリームキャスト)から零次元の物語が始まります。

一応このゲーム機、本ストーリーにおいて超重要アイテムでストーリーを進めていくと正体がわかってきます。


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で、なんやかんやあって零次元へ。

初回戦闘ということで早速のメタ発言である。さすがネプテューヌ、ブレない。

ヘルプページの教えていーすんがちょこちょこ入ってくるので途中でわからなくなってもメニューでまた見れるんでご安心を。


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ちなみにいーすんことイストワールはこの方です。

零次元の世界観もあって全体的に暗い印象のステージが多い、暗いから設定で明るさ変更できなかったのが個人的にダメでしたね。ちょっとだけ明るくしたらやりやすかった。

 


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ネプテューヌV2におけるメインキャラ、天王星うずめです。

女神化できるんでモチーフとなったゲーム機があります。SEGAから発売されたゲーム機「ドリームキャスト」です。

SEGAのゲーム機の擬人化ということなので察しがいい方はすぐにプラネテューヌ関係者じゃないかと思うはず。

 

※補足

ネプテューヌシリーズに登場する女神達はゲームハードがモチーフとなっており、それぞれ任天堂SONYMicrosoftSEGAが元ネタです。

四女神のモチーフはそれぞれ

ネプテューヌSEGAの幻のハード、Sega Neptune(スーパー32X)

ノワールSONYPlayStation3

ブランは任天堂Wii

ベールはMicrosoftXbox360

女神候補生達のモチーフはそれぞれ

ネプギアはSEGAゲームギア

ユニはSONYPlayStationPortable

ロム、ラムは任天堂のDS

※リーンボックスに女神候補生が不在なのはMicrosoftが携帯ゲーム機を開発してないので不在。リーンボックスに女神候補生を出してくれ!という方はMicrosoft社に携帯ゲーム機出せと文句言ってください。

 

 

で、この天王星うずめちゃんなんですが服装はビジネススーツを改造、ネクタイにはドリームキャストのマークを模した渦巻きマーク、武器はメガホンといったドリームキャストと湯川専務を彷彿させるデザイン。

台詞もだっせーよな!とかごめんなさいだろー!と湯川専務のCMネタも採用、パロディの幅が広すぎるだろこの企業(いつものこと)

 

 


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そしてうずめの仲間である海男(うみお)

元ネタはドリームキャストのゲーム、シーマン

Sea=海 Man=男で海男

声優は速水奨さんでビジュアルが登場する前は無線越しで会話に出てきたため声だけ聞いてたネプテューヌ達&プレイヤー達は衝撃を受けた。

ちなみに通常プレイアブルキャラではないが有料DLCにてプレイアブルキャラとして使用可能、一応シーマンなのだが攻撃技名がポケモンという


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ネプテューヌとうずめの夢の中で脚が生えた海男も出てくるが、本家シーマンとは違い進化しない

本人は魚類としてこの姿に誇りを持ってると言う

 


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うずめに続く新キャラ、ネプテューヌ(大人)

超次元のネプテューヌではなく、神次元のネプテューヌ

女神ではないため普通に成長してナイスバディとなっている

別世界のネプテューヌとは言え9割頭の中身超次元のネプテューヌと変わらない

 

※この時超次元のネプテューヌは離脱し、零次元パートで大人ネプテューヌがすぐ加入してくるのでいつものテンションとなる。

 

ちなみにトゥルーエンドだと大人ネプテューヌの子供時代の回想と本編ストーリーに関わる前の回想イベントが見れる

 

・超次元編


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零次元編ではネプテューヌ以外空気に近かった四女神を主人公とした物語が展開

プロローグ後、各女神ごとルートが選択できるようになりどこから始めても最終的には全部やることになるので好きなルートから始めよう

 

この超次元編では歴史が改変され、女神が忘れられる事になり、1部の人以外ネプテューヌ達のことを覚えていない

おかげで自分の国から指名手配されて逃げ回る女神もいれば、ソルジャーになって戦う女神もいれば、ハンターになってクエストをこなす女神もいる

超次元編において各ルートに新キャラ、ゴールドサァド達がゲームメーカーの擬人化として登場する

 

で、この超次元編のルート分岐かなり不満がある

ネプテューヌルートだと零次元編で手に入れたアイテム、所持金をそのまま引き継ぐが他のルート以降0からスタートになる。

もちろん前のルートで手に入れたアイテムと所持金も引き継がない。

DLC武器と防具は引き継ぐ模様

ネプテューヌとベールルートは難易度が低いのだが、ノワールはダンジョンスタート、ブランはワールドマップスタートのため非常に難易度が高い

DLC防具があったから難なくクリアはしたが、初期レベル、初期装備でノワール・ブランルートは非常にキツい

特にネプテューヌルート以外仲間の加入が遅い上、イベント戦は単騎で挑む事もある

実を言うとDLCキャラによっては加入が早い上、各ルート共通で使えるため使っていると女神よりレベルが必然的に高くなる

(特に海男とネプギャーは加入イベントがないため零次元編から使えて超次元編でも離脱無く使える)

 

超次元編の各ルートからギルドでクエストを受注、ショップ、工業、広報に投資できるようになる

見聞者システムも解禁され、素材、金集めや隠しダンジョンの発見、ダンジョン攻略時の経験値の加算などが使えるようになる

見聞者はダンジョンに派遣した時や広報を投資することでで追加される仕様

 

この投資、1週目だと工業に投資する利点がない

というのも武器の開発がメインとなり、素材には入手が終盤になる、素材が他ルートに引き継がれないという点があるため工業に投資することは無い、かといってショップにも投資する利点もあまりないため必然的に広報に投資することになる

 

広報投資の利点

・シェアの増加

・各女神のプロセッサユニットの入手

・見聞者の加入

・100万クレジットの入手イベント発生

・確率でショップ売り以上の武器が手に入る

 

特にシェアの増加はトゥルーエンドのフラグに関わるイベントを発生させるのでメリットとしては大きい

各国、広報レベル5になると4980クレジット払って武器ガチャ箱が貰える、確率によってはショップ売りやダンジョンに落ちてる武器より強い可能性がある

各国、広報レベル6にしてクイズ ミリオネプのイベントを発生させ、全問正解することで100万クレジットを手に入れることが出来るが、後述する心次元編のミリオネプもこなさないといけないので結局終盤

ただ問題を正解する毎にアイテムや装備が貰えるのでやる価値はある

(キャラの外見に関する問題が多いので調べて答えるか記憶を頼りに答えるしかない)

 

ネクストフォームの解禁

超次元編ラストにおいて四女神たちのネクストフォームが解禁されるのだが、超次元編のラスボスが特殊仕様でパーツブレイクシステムが採用されているため、物理攻撃でダメージを与えられない

特にネクストフォームで属性攻撃持ちがベールしかいない

今作の目玉なはずだがボスのせいで拍子抜けする

さらに言うとプロセッサユニットも固定となるので女神→ネクストフォームのステータス向上はなし

ネクストフォームになると固有スキルが使えるようになるが使うとネクストフォームが解除され、通常状態に戻る

再度ネクストフォームになるには女神化(1ターン消費)→ネクストフォームの段階を踏まないといけないので非常にめんどくさい上、そこまで強くない

しかも心次元編序盤から四女神が離脱になるので不遇な扱いである

 

※パーツブレイク

特定の部位にHPが設定されていてパーツブレイクすることで弱体化したり、アイテムドロップしたりする、零次元編が初お披露目だが影が薄い

 

 

・心次元編

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プロローグから女神候補生が離脱、ダンジョンを経てイベント後前述の通り四女神が離脱となる

心次元編プロローグ後からコロシアムが解禁される

四女神が離脱後、投資がしばらく出来なくなる(長い)

女神候補生達は超次元編で戦ったゴールドサァドの4人を仲間に加えて零次元へと向かう

 

零次元編で別れたうずめと再会し、再加入

記憶が少し戻ってるが、それはうずめの記憶ではなく湯川専務の記憶である

(ドリームキャストの例のCM)

 

黒幕が登場し新たな次元、心次元へと突入することになる

で、まあなんやかんやありまして大人ネプテューヌが加入し、四女神を助けるために黒幕の元へ

道中、四女神の願望が見れるイベントが発生

これを見ないとバッドエンド確定なので見るように


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ネプテューヌから説明すると

ネプテューヌ…ありふれた平和がいつまでも続くように

ノワール…女神を辞めて学園生活をしながら声優をする

・ブラン…巨乳になる

・ベール…妹が欲しいが、自分も誰かに甘えたい

 

シリーズで1番ふざけてるネプテューヌがこの中で1番まともな願望をしているという意外な一面が見れる、これに見た無印の頃から付き合いが長いアイエフは認めないご様子で混乱した模様、なお同じく付き合いが長いこんぱはねぷねぷらしいと答えた

ノワールとブランに関してはネタ、ただノワールはユニに女神を任せようと思ってるらしいが、ユニが認めたくないので願望の世界でも殴り込みかけた

ブランは巨乳になったことで性格が悪い方に変わり、妹達からは猛烈な批判を受け、胸に針を刺そうとするといった行為まで及んだ

ブランは一見妹が欲しいといった普段の願望だが、まさか自分を幼児化させた妹が欲しいとは誰も思わなかった

ただネプギア曰く、自分も誰かに甘えたいといった願望もあるからではないかと考察した、シリーズを通してお姉さんキャラとしていたためだろう

 

で、なんやかんやあって四女神を救出、救出したら今度は心次元と超次元と分岐して進めることに

※この時の分岐は片方しか進められないので育成できている方が良し、周回ごと片方しかギャラリーに載らないため片方のイベントを見るには周回するしかない

 

分岐ルートを終えてようやく投資が可能となる

この時でミリオネプの100万クレジット獲得イベントを発生させることができる

 

で、まああとはエンディング直行なので特に書くことはありません

 

・新要素
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・巨大戦

今作の新要素としてダークメガミ戦…通称巨大戦が追加された

通常攻撃は使えず、スキルのみで戦う特殊な戦闘

周りに浮島があり、移動してフォーメーションスキルも発動できる

 

なのだが、新要素としては微妙

通常攻撃が使えないのでエグゼドライヴゲージが溜まりにくく、SP消費のスキルがメインとなる

さらに言うと一部スキルも使用不可

本編でこの方式で戦う回数が非常に少ない

※零次元編で2回、超次元編で0回、心次元編だとエンディング分岐によっては2~3回

トゥルーエンドだとコロシアムで無限に戦えるが…

 

敵の攻撃は浮島単位で攻撃してくるため一気に全滅はないが、蘇生や回復はいちいち移動しないと使えないし、浮島のいる位置によっては1ターンの移動距離では足りない時があるので非常に微妙

 

・フォーメーションスキル

2人以上のキャラで敵を挟み込む陣形や囲むような陣形を取ってエグゼドライヴゲージを消費すると発動するスキル

なのだがいろいろ条件が面倒で陣形を取る、発動するキャラの変身状態を統一させる、必要があるため面倒

解禁時、ネプテューヌ、ネプギア、うずめがフォーメーションスキルを覚えるのだが、この時うずめが女神化してる上解除不能とかいう、解禁時期間違えてるでしょ

さらに言うと超次元編ラストで解禁されるネクストフォームは女神化やゴールドフォームの上位の存在となるのでネクストフォームのフォーメーションスキルは四女神でしか発動できない

しかもほとんどのフォーメーションスキルは爆発のみの演出なので手抜き感満載

 

ネクストフォーム

超次元編で書いた通り、そこまで強くないが変身演出はかっこいいので好みの範疇になる

 

・ルートビルド

クレジットを払ってダンジョンや街を繋ぐシステム

ショートカットや回り道を作れる等はなく、しかも1週目だとワールドマップでランダムエンカウントが起こるので移動自体イライラする、さらに目的地までの間にランダムエンカウントが起こると再度目的地を選ばないといけないという

工業投資で解放されるアイテム開発はショップ共通ではなく投資した国のショップでしかアイテム開発を行えないのでイライラするワールドマップ移動でストレスがマッハとなる

 

・シェアの仕様変更

今までだと100%のシェアを各国で割り振る仕様だったが今作からそんな仕様は消え去ってどの国も100%にすることができるが、女神化や被ダメージで減少するという

ちなみにうずめは国を治めてないもののプラネテューヌのシェアに影響する

対象となるのは四女神、うずめ、女神候補生

ゴールドサァドは対象外

 

・見聞者

見聞者自体は前作からあるものの今作は次元を跨いでるのもあってその次元に派遣した見聞者は別次元では回収できないというめんどくさい仕様

※例…超次元のダンジョンに派遣した見聞者は零次元や心次元では回収できない

 

・総評

ネプテューヌシリーズのゲームはクソゲーなのは恒例行事みたいなところがあるのでクソゲーというかバカゲーいやネプゲーなので

クソゲーだと割り切ってファンは買ってると思う

まあ他人に勧めるようなゲームじゃないけどね

でもネプテューヌシリーズって遊んでるとあーいつものネプテューヌゲームだなって感じがするので逆に安心感がある

(あと中古で安く売られてる事が多いので暇つぶし程度にはなる)

 

で、VR要素が追加されたV2R買ったんだけどV2のリメイクなのに劣化してるってどういうこと…?

VR要素は楽しいけど(PSVRなくても楽しめるのはかなり良い)

 

まあ次回はネプテューヌV2Rでも話しますか

 

 

以上