萩大佐のゲームブログ

萩大佐です、いろいろ書きます。主にゲーム

エロの話

ふと、私の好きなエロについて考えた。
性癖の話じゃない、必要エロと不要エロの話です。

アニメやドラマ、映画や漫画、ゲーム…等。
映像作品だけでなく、書籍にも関わるのがエロ。
それが必要か不要かの話である。

例えば時代劇、水戸黄門ではお馴染みの由美かおるが演じるお銀の入浴シーン。
いわゆるお色気シーン、サービスカットである。
こういったお色気シーンは視聴者を喜ばせるといった効果がある。
いつまでも殺伐、シリアスな雰囲気だけでは視聴者も飽きてしまう可能性がある。
小休憩的な意味で入れれば視聴者も少しは休めることであろう。

だがしかし、必要であるかないかは作風に合わせなければならない。
例えば刑事ドラマでお色気シーンがあるかと聞かれれば、ほとんどない。せめてあっても冒頭だけだろうか。
必要かと聞かれれば必要ではない。
かと言って水戸黄門のようなお色気シーンがあるシリーズ作品でも毎回あった訳では無い(初期の方だと毎回あったという)
作品のメインはお色気シーンではないからである。

例えば自宅から目的地までの道のりがあったとする。
メインが目的地に着くことだ、しかし、その目的地まで到着するのに時間がかかる。
それまでに寄り道や休憩せずに到着する人もいるだろうが、歩くにしても車で行くにしても疲れたからどこかで休憩する人がいるだろう。
その休憩所がお色気シーンだとする。
果たして、休憩所が目的になってしまうのかとなればそうではない。
作品の終わり、それが目的地。それを見ずに休憩所であるお色気シーンだけ見たら終わりにするのはお門違いである。

だが、いらないような作品はどうなるのかだ。
どこに休憩所があるかだ。
それは視聴者が求めているものである。

ロボアニメ、視聴者が求めているものは何だと思う?
ロボットが戦うシーンだ。
ヒーロー番組、視聴者が求めているものは何だと思う?
ヒーローが戦うシーンだ。
つまり、目的地に着くまでの間に魅力ある風景や何かしらがある。魅力あるものに惹かれて疲れを忘れてしまうということだ。
刑事ドラマだと真犯人を予想して視聴者も推理して考える、これも疲れを忘れるということだ。
つまりこういった作品には休憩所がいらないのである(例外もあり)


そこで必要エロと不要エロの話に戻る。
私は必要エロは好きだ、不要エロは嫌いなのである。
人気になろう、有名になろうと思い奔走するのは大いに結構。
だが、エロに走るのは違う。
安易にエロに走るのはその人や作品の魅力ではない、その人や作品のエロの魅力である。
エロくすれば人気が取れる?いいや違う、その場しのぎでしかない。
その場しのぎのエロがいつまでも続いたら視聴者も飽きる、飽きてしまう。
人気がないからテコ入れで訳も分からないエロが入ってきたら視聴者も戸惑う、なぁにこれ状態。
それが毎回も続いたら飽きる。
好きな食べ物も毎食食べてたらいくら好きでも飽きるでしょ?
エロもチラリズム精神ぐらいがちょうどいいのである。

なので安易にエロに走ってはいけない。
私自身動画を作って投稿している身であるのでそこは気をつけてる。ただ単にエロくすればいいという考えはよくない。エロくすればいいという発想はR18作品だけ。



エロというものは簡単なようで非常に複雑。
安易に、そして適当に扱ってはいけない。
今一度私もエロについて研究しなければならない。
面白い、魅力ある作品を作るのは難しいものだ。




以上です。